はじめましてのごあいさつ
はじめまして。YORISEWINGのミユキです。
今年40歳という節目の年に、「やりたいことをやってみよう」という思いから、思い切って起業することにしました。
私のこと
私は熊本県荒尾市の出身で、3つ上の姉がいます。
現在は、夫と、男の子1人、女の子2人の子どもたちに囲まれた、3人のママです。
裁縫との出会い
裁縫との出会いは高校時代。
実は「百人一首の部活がある高校に行きたい!」という理由で受験したのですが、普通科に落ちてしまい、家政科に入学することに。
当時は「糸?ミシン?」という全くの初心者でしたが、3年間しっかりと裁縫を学び、被服検定1級を取得しました。
教師としての経験
その後、家庭科の教員免許を取得し、北九州市と福岡市で8年間、家庭科の教師として勤めました。
出産を機に教員を退職した後は、保育補助や秘書の仕事にも挑戦しました。
人生のどん底と支え
そんな中、3人目の出産後に体調を崩し、これまで経験したことのない不調に見舞われ、人生のどん底のような時期を過ごしました。
先が見えず、人に頼るのが苦手な性格もあって、誰にも相談できず、3か月間ひとりで悩み続けていました。
「もう一人では無理かもしれない」と思い、ようやく夫と友人に相談しました。
支えてくれた人たち
すると、日替わりで友人たちが家に来てくれ、そばで「大丈夫、大丈夫!」と励まし続けてくれました。
他にも、シッターさんやご近所のおばちゃん、そして何より家族の支えがあり、私は少しずつ回復することができました。
この経験を通して、私は「寄り添うことの大切さ」を心から学びました。
私が目指す教室のかたち
家から出られない人の気持ち、やる気が出ない人の気持ち、マイナス思考に陥ってしまう気持ち、自分を責めてしまう気持ち、子育ての悩み…。
私自身が多くの人に寄り添ってもらったように、今度は私が誰かの支えになりたいと思っています。
裁縫の技術はもちろんですが、ミシンを通して生徒さんのお話に耳を傾け、回を重ねるごとに心の距離を縮めていくこと。
「ここなら話せる」「この人になら話せる」——そんな安心できる場所を作ることも、この教室の大きな目標です。
感謝と再出発
私がどれだけ弱音を吐いても、変わらず励まし続けてくれた方々への感謝は、決して忘れません。
きっと、病気は私にそのことを教えてくれたのだと思います。
そして、私をもう一度「大好きなミシンの世界」へと戻してくれました。
最後に
皆さんと、ミシンを通してたくさんのことを共有できる時間を、今からとても楽しみにしています。
